森保ジャパン、「文句なしの最高評価」「この夜の主役」は? 英記者がパラグアイ戦の先発11人を採点
伊藤洋輝は「デビュー戦で堅実性を示した」 山根視来が「またしても堅実なプレー」
日本代表は6月2日、札幌ドームで行われたキリンチャレンジカップでパラグアイ代表と対戦し、4-1の勝利を収めた。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、日本代表の先発11人を採点。FW三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)を大絶賛し、「この夜の主役」と最高点を与えた。
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キリンチャレンジカップ・パラグアイ戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
<GK>
■シュミット・ダニエル(シント=トロイデン) 6点
攻撃面で脅威の乏しいパラグアイ相手に無難なプレーを披露。前半の2本のミドルシュートで反応の高さを見せる一方、失点の部分は為す術なし。
<DF>
■山根視来(川崎フロンターレ) 7点
またしても堅実なプレー。川崎の同僚、谷口との関係性を生かし、右サイドで安定性をもたらした。攻撃参加も効果的。
■吉田麻也(サンプドリア) 6点
キャプテンらしいプレーで安定感を見せたが、芝に足を取られたのかスリップが散見した部分が懸念材料。疲労かスパイクの問題か。
■谷口彰悟(川崎フロンターレ) 6点
攻撃面のタレント不在のパラグアイ相手に概ね無難なプレー。及第点。
■伊藤洋輝(シュツットガルト) 6点
デビュー戦で堅実性を示したが、相手のゴールをプレゼントしたパスミスは痛恨。それでも守備面での規律正しさを示し、三笘の攻撃をサポートする動きも。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。