森保J、パラグアイ戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 W杯サバイバルレース“急浮上”、満点評価の5人は?

パラグアイ戦のパフォーマンスを独自査定【写真:高橋 学 & Getty Images】
パラグアイ戦のパフォーマンスを独自査定【写真:高橋 学 & Getty Images】

パラグアイに4-1快勝、出場メンバー17選手を5段階査定

 日本代表は6月2日、札幌ドームで行われたキリンチャレンジカップでパラグアイ代表と対戦し、4-1の勝利を収めた。一部主力メンバーを控えに回して臨んだなかで前半36分、MF原口元気のアシストからFW浅野拓磨が先制ゴールをマーク。その後、代表復帰を果たしたMF鎌田大地にもゴールが飛び出した日本は、終始パラグアイを押し込んだ。

 敵将が「ほとんどの時間でやりたいことをさせてもらえなかった」と舌を巻いたほど、攻守において圧倒的な力を見せた森保ジャパン。各選手たちはこの一戦でどのようなパフォーマンスを見せたのか。出場17選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。

<GK>
■シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)=★★★★☆
 森保監督が「久々の代表で過緊張になるのではなくチームで守るところを持ちながら落ち着きがあった」と称えたように、プレーの出来は悪くなかった。失点シーンは責められるものではなく、むしろ、局面に応じて的確な対応を見せてた事実は評価に値するだろう。

<DF>
■山根視来(川崎フロンターレ)=★★★★☆
 積極的に高い位置を取るシーンが多く見られ、何度かチャンスにも関与。1列前の堂安との連係は問題なく、タイミングを見てゴール前にも侵入するプレーで好印象を抱かせる。前半40分には浅野とのパス交換から決定機を迎えるも、シュートはGKの正面に。

■吉田麻也(サンプドリア)=★★★★☆(→ハーフハイムOUT)
 日本がペースを握るなかで、最終ラインをしっかりとコントロール。ピッチに立った45分間のプレーにおいて致命的なミスはなく、谷口と上手く役割を分担できていた。パラグアイに攻め込まれるシーンでもアタッカー陣に怖さを出させなかった。

■谷口彰悟(川崎フロンターレ)=★★★☆☆
 吉田とCBコンビを組んだ前半は、安定した守りで相手の攻撃を遮断。後方からのビルドアップも的確にこなした。後半の失点シーンでは、得点を決めたFWデルリス・ゴンサレスへの対応で甘さを露呈。“対世界”を見据えたなかでのパフォーマンスという点では反省点に。

■伊藤洋輝(シュツットガルト)=★★★★★
 A代表デビューとは思えないほどの安定感は特筆に値するだろう。前半早々、左クロスから堂安のシュートチャンスを導いたかと思えば、正確なフィードから先制点の起点に。守備面でも相手の突破をきっちりと阻み、1対1の局面でも優位に立つ場面が多く、パスミスから失点を許したとはいえ、これ以上ない出来と言えた。

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