セルティックに「追い風」 DF板倉滉のシャルケ退団決定に地元メディアが見解
シャルケは買取オプションを行使しないことを発表
ドイツ2部リーグ優勝を受け、2022-23シーズンのブンデスリーガ昇格を決めたシャルケは、5月31日にイングランド1部マンチェスター・シティからレンタル移籍で加入していた日本代表DF板倉滉の買取オプションを行使しないことを、正式に発表した。板倉の獲得に関心を示しているとされるスコットランド1部セルティックの専門メディア「HITC」は、この決定を「追い風」と報じている。
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板倉は2021-22シーズンにシャルケでリーグ戦31試合出場4得点、DFBポカール1試合と、公式戦32試合に出場を果たした。センターバックとボランチで活躍を見せ、守備の中心となり、2部優勝とブンデスリーガ昇格に貢献した。
シャルケは公式サイトで、「1シーズンしかロイヤル・ブルーのユニフォームに袖を通さなかったものの、日本代表選手は情熱と質の伴った、そのプレーによって、シャルケのファンの心の特別な場所に居場所を得た。しかし、彼とクラブの旅は、終わりを迎えた」と、板倉滉の買い取りオプションを行使しないことを正式に表明した。
これを受けて、セルティック専門メディアの「HITC」は、「セルティックに追い風! クラブはフープス(セルティックの愛称)のターゲットと500万ポンド(約8億円)の契約更新を結ばないことを発表」と報じている。
セルティックには、日本代表FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF井手口陽介、DF旗手怜央と、4人の日本人選手がすでに所属しているが、さらなる日本人選手の獲得に動く可能性もあるという。
セルティックは、夏の移籍市場でアメリカ代表DFカメロン・カーター=ヴィッカースに移籍の可能性があり、最終ラインの補強にも動いているようだ。日本人選手たちの活躍もあり、昨シーズンのリーグ優勝を果たしたが、板倉も5人目の日本人選手として、チームに加わることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)