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ミランが名門を渡り歩いた強化責任者を招聘へ 本田獲得に尽力したガリアーニCEOは失脚か
不透明なガリアーニ氏の去就
ガリアーニ氏は、2014年1月に本田がCSKAモスクワからミランに加入した際に、その前の夏の移籍市場からクラブ間交渉などで尽力してきた存在だ。ミランにおける本田の父のような存在だが、クラブ内での立場を失う可能性もある。先日、イタリアメディアではジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が自身の右腕として招聘する可能性が報じられていた。
巨額買収の基本合意がなされたものの、金額の大きさから資金の調達には多少の時間を要することが確実視されているため、今夏の移籍市場は現状の運転資金でやり繰りすることが求められている。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が求める補強のために、数人の選手を移籍金が伴う放出によって整理することが求められるとされるなかで、新たな強化責任者は残り20日ほどの移籍市場でどのような動きを見せるのか。その方針次第では、本田の去就にも大きな動きが起こるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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