五輪8強を逃し雪辱を誓ったキャプテン遠藤 「この悔しさを無駄にせず成長したい」

「この経験を絶対に糧にしていかないと…」

 遠藤はチームに不可欠なボランチとして、今大会3試合すべてにフル出場。だからこそアフリカ、南米、欧州の選手たちとのマッチアップで感じたものは大きかったようだ。

「自分のできることは気持ちを前面に出してプレーすることだったり、失点して何回もビハインドになったけどあきらめずにプレーすることで、それは意識してやりましたけど、結果が出なかったことで悔しい気持ちでいっぱいです。この経験を絶対に糧にしていかないといけないですし、オリンピックチームは終わってしまいますけどプロサッカー選手の人生はまだまだあるので、この悔しさを無駄にしないで一人ひとりが成長していきたいです」

 手倉森ジャパンでの冒険こそ終わってしまったものの、所属する浦和でのリーグ優勝争い、そして9月からはA代表のアジア最終予選が開幕する。遠藤はリオの地で味わった悔しさを胸に、ワンランク上の選手へと上り詰めることを誓った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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