ソン・フンミン移籍の噂が皆無「不思議だ」 去就“無関心”?…元得点王「理解できない」

トッテナムFWソン・フンミン【写真:ロイター】
トッテナムFWソン・フンミン【写真:ロイター】

プレミア得点王獲得も“移籍話”はなし? 元英代表イアン・ライト氏が持論

 イングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは今季プレミアリーグで23得点を挙げ、アジア人では初めて同リーグ得点王に輝いた。アーセナルなどで活躍し、自身も得点王獲得経験のある元イングランド代表FWイアン・ライト氏はソン・フンミンを称賛しており、他クラブへの移籍の噂が出ないことを「不思議だ」と語っている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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 ソン・フンミンは2015年にドイツのレバークーゼンからトッテナムに移籍。プレミアリーグでは加入2年目の2016-17シーズン以降、6年連続で二桁得点を達成するなどチームの得点源として活躍。今季はFWモハメド・サラー(リバプール)とともに得点王のタイトルを手にした。ラスト10試合で12得点と猛烈な追い上げで、かつPKを一本も蹴らずに23得点を叩き出す驚異の決定力を見せつけた。

 1991-92シーズンにイングランド1部リーグ(当時はフットボールリーグ・ディビジョン1)で得点王を獲得した経験を持つライト氏は「彼にはスピードがある。両足でフィニッシュができる。下がっても機能するし、彼は何でもできるんだ」とソン・フンミンを絶賛している。

 これだけコンスタントに結果を出し続けるアタッカーであれば、メガクラブも放ってはおけないはず。それにもかかわらず、ソン・フンミンに移籍の噂がほとんどないことをライト氏は「不思議だ」と語っている。

「なぜ彼がもっと多くのチームとつながらないのか理解できない。でも彼がこのリーグのトッププレーヤーであることを示したことを私も嬉しく思っているよ」

 世界のトッププレーヤーが集まるプレミアリーグの歴史に名を刻んだソン・フンミン。今夏の移籍市場ではこれまで以上に彼の名前が聞かれることになるのか。“アジアナンバーワンプレーヤー”の呼び声高いストライカーの今後に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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