レスターがラニエリ監督と2020年まで契約延長 “修理屋”とともに長期政権樹立へ
伊紙は年俸5億7000万円と報じる
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティが、クラウディオ・ラニエリ監督と2020年6月まで契約を延長したことを、クラブ公式サイトで発表した。
ラニエリ監督は昨シーズンにレスターの監督に就任すると、ハードワークを軸としたまとまりのあるチームを作り上げ、世界中で“奇跡”と称賛されたプレミアリーグ制覇を成し遂げた。今オフには、フランス代表MFエンゴロ・カンテこそチェルシーに流出したが、一度はアーセナル移籍で合意したとされるイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの慰留に成功。目下、“魔術師”の異名を持つMFリヤド・マフレズの去就に注目が集まっているが、主力のほとんどが残留したことで戦力維持には成功している。
そして、クラブは“修理屋”の異名をとる指揮官に長期政権を託すことを選択した模様だ。ラニエリ監督の母国であるイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、年俸は500万ユーロ(約5億7000万円)で合意したと報じている。
シーズンを通して謙虚な姿勢を崩さずに戦い抜き、そのまま栄冠を勝ち取った昨シーズンに続き、今季もその戦いぶりには期待が集まる。初挑戦となるUEFAチャンピオンズリーグでの戦いも注目されるが、指揮官は自らの立場を確たるものとして新シーズンに向かうことが決まった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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