浦和の柏木がJ1通算300試合出場を達成 実質9年の道のりを振り返り「今が一番いい時期」

4-1勝利の湘南戦で達成 充実した時を過ごす左利きの司令塔

 浦和レッズの“走るファンタジスタ”こと日本代表MF柏木陽介が、6日のJ1セカンドステージ第7節の湘南戦でJ1通算300試合出場を達成した。サンフレッチェ広島時代の2006年7月22日のジェフ千葉戦で初出場して以来ほぼ10年、08年に広島がJ2でプレーしたため、実質的には約9シーズンでの達成となった。試合は浦和が4-1で快勝を飾っている。

「もう300試合もやったんかという感じで。いろいろな人に支えられて、自分がダメな時も使ってくれて。チームメートもそうだし、いろいろな人のおかげでここまで来たので、感謝の気持ちを持ってこれからも続けたい。理想は500試合を目指せたらいいけど、試合数よりもチームの一員として特別な結果を残すことが大事なことなので、これに慢心せずにやりたい」

 試合後に柏木はこう語った。この日はボランチで先発出場し、後半17分過ぎからは2シャドーの一角でプレーした。試合中に足の裏の皮膚が剥けてしまうアクシデントがあり、さらにはチームが交代枠をすべて使ってしまったために、激痛に耐えながらプレーしていたという。試合終了のホイッスルが鳴った直後にはピッチに倒れ込み、記念すべきゲームで一部サポーターの元へ挨拶にも行くことができなかったが、勝利の瞬間までを耐え抜いたところが限界だったという。

 柏木はデビューからを振り返り、300試合をプレーしてきて今が最も良い時期だと感じているという。

 

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