“裏切り者”ゲッツェがあえて選んだドルトムント復帰の道 「僕への疑念や批判を払拭したい」

クラブ公式TVで明かした固い決意 「このチームで成功を収めたい」

 3シーズンぶりのドルトムント復帰を果たしたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが今季に向けた抱負を語り、「疑念を持っている人や批判をパフォーマンスで払拭したい」と固い決意を明らかにした。ドルトムント公式TV「BVB total!」のインタビューに応じたもの。

 ゲッツェは2013年にドルトムントを離れ、ライバルのバイエルン・ミュンヘンに移籍。両者が激突した12-13シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝を前に移籍が発表されたこともあり、生え抜きのゲッツェが下した決断はドルトムントファンに衝撃を与えた。

 あれから3年、バイエルンで定位置をつかめなかった24歳は古巣復帰という一大決心をした。キャリアの新たな幕開けになると、強い意気込みを語った。

「(13年の移籍について)あの時は納得した上で移籍を決断した。それを隠すつもりはない。これが新たなチャプター(章)の始まりだ。僕はボルシア・ドルトムントに戻ってきた。新しい監督の下でのシーズンが楽しみだし、このチームで成功を収めたい。個人的には健康で良いコンディションでプレーできることが大切だ。僕らはともに多くのことを成し遂げられるポテンシャルがあると思っている。とても、とても素晴らしいチームで、これからここで過ごす時間が楽しみだよ」

 

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