セルティック旗手は「ベストの状態に戻ってきた」 復調ぶりに現地紙も来季へ期待「巧みな連係が目を引く」

セルティックの日本代表MF旗手怜央【写真:ロイター】
セルティックの日本代表MF旗手怜央【写真:ロイター】

リーグ優勝を決めたダンディー・ユナイテッド戦でも先発出場

 スコットランド1部のセルティックは5月11日に行われたダンディー・ユナイテッド戦で1-1と引き分け、2シーズンぶりの優勝を決めた。日本人選手4人の中で唯一のスタメン出場だった日本代表MF旗手怜央について、地元紙「デイリー・レコルド」は「ベストの状態に戻ってきた」とレポートした。

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 旗手は昨年末まで川崎フロンターレでプレーし、冬の移籍市場でセルティックに移籍。移籍直後から素晴らしいプレーを見せ、「ハーツ戦でのロケットシュート、レンジャーズ戦での2得点、そしてマザーウェル戦の鍵を握った別世界のパス。これ以上ないほどの好スタートを切った」と評された。

 しかし、その後については「スケジュールをこなすのに精一杯であり、息切れしているように見えた」と低迷の時期が訪れたと指摘された。川崎で1年間のシーズンを送り、その最中には東京五輪にも出場していることを考えても、疲労感が出てくるのは避けられなかったと言えるかもしれない。

 それでも、シーズン終盤戦について「ベストの状態に戻り、いくつかの巧みな連係プレーが目を引くようになった」と好評価し、来季へも期待が持てるとレポートしている。

 リーグ優勝により、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)へ挑戦するチャンスもある。セルティックの中盤で存在感を放つ旗手は半年間でチーム内での地位を確立できたと言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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