手倉森J撃破のナイジェリア主将が背負うチェルシーでのリスクと、闘将コンテへの“ある約束”

OA枠でリオ五輪に参加しているミケル

 U-23ナイジェリア代表で主将を務めるジョン・オビ・ミケルが、オーバーエイジ(OA)枠でのリオデジャネイロ五輪参加を承認してくれた所属クラブのチェルシーと、指揮官のアントニオ・コンテに感謝の意を示している。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。

 ミケルは5日、リオ五輪グループリーグ初戦で日本代表と対戦し、5-4と壮絶な打ち合いを制した。チームが合宿地のアメリカから4度に渡る渡航遅延となり、現地入りが試合開始7時間前になるアクシデントに見舞われたなか、ミケルは試合を通してコンディション不良を一切感じさせぬワールドクラスのパフォーマンスを披露し、勝利に貢献した。

 幸先の良い船出となったナイジェリアだが、主将は「このタイミングでチェルシーから離脱することはとても難しいことだ」と不安を抱えながらの五輪参戦となったようだ。

 

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