アルゼンチン代表新監督強行! 代表引退宣言のメッシを9月1日のウルグアイ戦で招集決断

バウザ監督「メッシを含めた代表をイメージしている」

 バルセロナFWリオネル・メッシはコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)の決勝後に代表引退を宣言したが、アルゼンチン代表の新指揮官は世界最高選手の代表引退撤回を求めている。エドガルド・バウザ監督は9月のロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選の招集リストにメッシを加える方針を固めた。アルゼンチン地元紙「オレ」が伝えている。

 南米選手権決勝チリ戦はPK戦にもつれ込み、メッシがPK失敗し、タイトルを逃したショックもあって、長年プレーした代表からの決別を宣言。アルゼンチンの国中から「メッシやめないで」の声が挙がった。腐敗で社会問題と化していたアルゼンチンサッカー協会(AFA)もヘラルド・マルティーノ前監督の突然の辞任などで大混乱したが、新たな指揮官にサンパウロなど南米の名門クラブの指揮官を歴任したバウザ氏の招へいに成功した。

 バウザ新監督にとっての最初のミッションはメッシの代表引退撤回だ。すでにナンバー10の説得のためにバルセロナへ直接向かう予定だと伝えられているが、今月15日に発表されるW杯予選の代表メンバーに向けてメッシを招集する意向だという。指揮官は以下のように話しているという。

「私はメッシを含めた代表チームについてイメージしているところだ。もし彼がすでに代表チームで示してきたコミットメントを続けられるのなら、我々は会って話し合いをするつもりだ。彼は色々なものを得たキャプテンだ。私はなぜ彼がそのような気持ちを続けられなくなるかは理解できない」

 

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