マジョルカ久保、右足クロスで同点ゴール起点も 残留争い“直接対決”で6失点大敗…降格圏転落の危機に

久保建英は後半途中にピッチを後に【写真:Getty Images】
久保建英は後半途中にピッチを後に【写真:Getty Images】

グラナダとホーム戦で2-6と大敗、カディスの結果次第では降格圏に転落も

 スペイン1部マジョルカは現地時間5月7日、ラ・リーガ第35節グラナダとの一戦を1-1で引き分けた。2試合ぶりのスタメン出場となった日本代表MF久保建英は前半28分、右サイドからのクロスで同点ゴールの起点となったが、チームは2-6で敗れた。

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 16位のマジョルカ(勝ち点32)は、同1ポイント差で降格圏の18位グラナダとホームで対戦。開始6分、コーナーキックから先制を許す苦しい立ち上がりも、同28分に意地を見せる。DFパブロ・マフェオが右サイドに展開したボールに、久保が反応しダイレクトでクロス。中央のFWベダト・ムリキが落としたボールを、MFサルバ・セビージャがミドルレンジから右足シュートを突き刺し、振り出しに戻した。

 ホームで負けられないマジョルカは、その後も相手ゴールへ迫るが決め手を欠き、1-1のままハーフタイムへ。そんななか迎えた後半開始1分、同10分と立て続けにゴールを許し、スコアは1-3に。同13分、マフェオの右クロスをDFアントニオ・ライージョが頭で押し込み1点差に詰め寄ったが、同24分に自陣中央からミドルシュートを決められ、再び2点ビハインドの窮地に立たされる。

 マジョルカは交代カードを活用し反撃に出たものの攻め手に乏しく、逆に後半33分、グラナダに痛恨の5点目を許し、同45分にも6失点目を喫し勝負あり。久保は後半、何度かボールを持つ場面こそあったがインパクトを残せぬまま、後半40分に交代となった。

 2-6で敗れたマジョルカは、暫定17位に転落。この後に試合を控えるカディスの結果次第では、降格圏に転落する可能性もある。

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