「最高のパス」「確かなスピリット」 ICCバルサ戦で反撃弾演出のレスター岡崎に英メディア賛辞

後半からムサと躍動 高速カウンターで名門脅かす

 日本代表FW岡崎慎司は3日(日本時間4日)にストックホルムで行われた親善試合インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバルセロナ戦後半開始から途中出場。巧みなポストプレーでコンビを組んだナイジェリア代表FWアーメド・ムサのゴールをお膳立てするなど精力的な働きで地元メディアから「最高のパス」「確かなスピリット」と賛辞を送られている。チームは2-4で完敗している。

 試合は前半にバルセロナがFWリオネル・メッシを起点として攻撃からFWムニル・エル・ハムダウィが2得点、FWルイス・スアレスが1ゴール1アシストと活躍し、3-0と大きくリードした。

 バルセロナが攻撃の手を緩めた後半の2分に岡崎が背後からのパスをワンタッチでうまく新加入のムサへつなぎ、これを受けたスピードスターはハーフウェイラインからの単独突破で最後は冷静なシュートを決めた。同20分にもムサがこの試合2点目を奪って1点差に詰め寄ったが、最終的にバルサが終盤に1点を加えて4-2で勝利した。

 後半から爆発したレスターの2トップは地元メディアから賞賛されている。 レスターの地元紙「レスター・マーキュリー」は、スペイン王者相手の健闘を称えている。そこには岡崎に代表される闘志あふれる戦いぶりが見られたとレポートされている。

「(レスター・)シティにスアレスやメッシのクオリティーを持つ選手はいないかもしれない。しかし、彼らは岡崎に代表されるように、後半開始から確かなスピリットを持っていることを証明した」

 

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