40歳イブラヒモビッチ、復帰→“即”決勝アシストに海外脱帽 「決定的な存在として戻ってきた」

ミランFWイブラヒモビッチ【写真:AP】
ミランFWイブラヒモビッチ【写真:AP】

ラツィオ戦で負傷から復帰、途中出場後の後半アディショナルタイムに決勝ゴールアシスト

 イタリア・セリエAの名門ACミランに所属の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、4月24日のラツィオ戦で負傷から復帰して後半アディショナルタイムの決勝ゴールをアシスト。ミラン専門のニュースサイト「ミランニュース」では「決定的な存在として戻ってきた」と報じている。

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 首位をインテルと激しく争うミランは敵地でラツィオに先制を許したものの、フランス代表FWオリビエ・ジルーのゴールで同点に追いつく。すると、ステファノ・ピオリ監督は切り札としてイブラヒモビッチをピッチへ。すると試合終了間際、相手ゴール前に浮いたボールを打点の高いヘディングで競り勝ってMFサンドロ・トナーリにパス。これをトナーリが押し込んで2-1の決勝点を挙げた。

 1月末のユベントス戦でアキレス腱に問題を起こして離脱したイブラヒモビッチは、4月4日のボローニャ戦で途中出場して戦列に戻った直後に膝の過負荷により再離脱。それでも、ラスト5試合のスタートとなったラツィオ戦に間に合わせた。

 レポートでは「ズラタン・イブラヒモビッチは、長い間の不在を経て決定的な存在として戻ってきた。試合後のインタビューでトナーリは『ズラタンのような選手を擁しているチームは少ないが、ミランにはいる。できるだけ彼を利用するようにしなければならない』と説明した。昨日はアシストで決定的な働きをしたが、今度はゴールで決定的な働きをすることをピオリは期待している」として、イブラヒモビッチの復帰を伝えた。

 40歳を迎えたカリスマはシーズン前半戦で7ゴールを挙げているものの、後半戦は負傷離脱も長く1ゴール。それでも、2010-11シーズン以来のリーグ優勝に向けてイブラヒモビッチのゴールが期待される。

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