「入ってグチャグチャ」 吉田麻也、出場直後に失点で伊メディア酷評「脆弱すぎ」
ベローナ戦、1点リードで途中出場するも同点弾を許す「試合にちょっと入れなかった」
イタリア・セリエAのサンプドリアに所属の日本代表DF吉田麻也は、現地時間4月23日のベローナ戦で1点リードの残り約15分で途中出場したものの、直後に同点ゴールを許して1-1の引き分け。逃げ切りが期待されただけに、イタリアメディアでは「入ってグチャグチャ」と厳しく評価された。
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セリエA残留争いから脱し切れていないサンプドリアは、敵地ベローナ戦で前半終了間際に先制。そのリードを保った後半29分に吉田は交代でピッチに送り込まれた。しかし4分後、相手最終ラインから吉田の背後にボールが出ると、同時投入されていたDFニコラ・ムルとオフサイドラインの形成にギャップが生まれて抜け出されてしまう。そこで放たれたシュートを吉田は必死に戻って一度ブロックしたものの、こぼれ球を押し込まれて手痛い同点ゴール。サンプドリアは1-1で勝利を逃す引き分けになった。
イタリアのサッカー専門メディア「トゥットメルカートウェブ・コム」は、この失点シーンの顛末から採点記事のタイトルを「ヨシダとムルが入ってグチャグチャ」と酷評。吉田自身にも「5点」として「カプラーリのフィニッシュを必死に止めようとしたが、脆弱すぎ」と厳しく評された。
また、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では吉田を「5.5点」として「出場するも多くを生み出せず。試合にちょっと入れなかった」と評した。
日本代表のワールドカップアジア最終予選の辞退にもつながった年明けの負傷から復帰して以来、スタメン出場は1試合だけで残り数分でピッチに送りこまれるなどチーム内での立場は厳しくなりつつある。逃げ切りを託されての出場で結果を出せなかっただけに、厳しい評価もやむを得ないと言えそうだ。