100億円超え連発の移籍金は「完全なる狂気」 ベンゲル監督が高騰する“市場価格”に警鐘

「数年後には2億、3億ポンドにも…」

「フットボールの世界は国際的な競争力が必要だ。だからこそ、クラブは支払うことができる。だが、その選手が投資に見合う増収を挙げられるのだろうか。誰もその計算はできない」

 健全経営をモットーとするアーセナルの指揮官はこう語った。ユベントスは今年29歳となるアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを9000万ユーロ(約105億円)の移籍金で獲得したが、巨額投資に見合う金額を回収できるのか、不透明でリスキーだと指摘している。

「私はこの世界に来てから、移籍金記録は破られないだろうと考えていた。私は間違っていた。数年後には2億(約270億円)、3億ポンド(約405億円)になるかもしれない」

 中国やアラブ系のファンドが参入したことにより、近年の移籍市場は異常事態へと突入している。ベンゲル監督は現在のマーケットの動向に、大きな懸念を抱いていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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