「AFCは罰するべきだ」 広州FCが惨敗、若手主体でACL参加を海外紙が疑問視

広州FCは川崎に8失点で大敗【写真:(C) AFC】
広州FCは川崎に8失点で大敗【写真:(C) AFC】

中国は政府の“ゼロコロナ政策”を受け、リザーブチームやユースチーム主体で大会参加

 川崎フロンターレは4月18日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2戦で、広州FC(中国)に8-0の大勝を飾った。香港紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」では、この大敗劇に母国のファンからACLへ臨む姿勢への疑問を呈する声が上がっていることをレポートしている。

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 川崎はFW小林悠、FW知念慶、DF車屋紳太郎がそれぞれ2ゴールするなど、8得点のゴールラッシュで文字どおり広州を粉砕した。以前の広州恒大がチーム名だった当時には2回の優勝経験を持つ名門だが、開幕戦ではジョホール・タルル・タグジム(マレーシア)に0-5の大敗を喫していたため、これで2戦合計0-13の惨事となった。

 中国は政府の“ゼロコロナ政策”により、入国者に対して指定施設で14日間の隔離、自宅で7日間の隔離、さらに7日間の経過観察を義務付けており、経過観察中も食料品の購入など必要な場合を除き外出できないとされている。このため、スポンサーも含めて国内リーグを重要視する中国勢は、開幕に主力が間に合わなくなることを避けるためにACLへはリザーブチームやユースチーム主体と表現されるようなメンバーを送り込んでいる。

 記事では、「広州の監督は川崎戦に向け若い選手たちに『一生もののパフォーマンス』を要求していた。しかし、日本の強豪を前にして、彼らにチャンスはほとんどなかった」と伝えた。

 さらに、同紙は「『いい親善試合だった。本当の大会はいつ始まるんだ?』と、試合終了後すぐにSNSに投稿したファンもいた。『AFCは中国チームを罰するべきだ。若い選手で参加しているのだから』と、ACLでの試合の質を問うコメントもあった」として、中国クラブの選手起用が母国のファンから疑問を呈されていることも報じた。

 浦和レッズと同組では山東泰山が大邱FC(韓国)と浦和に0-7、0-5の2連敗。ヴィッセル神戸と同組の上海ポートFCは、上海のロックダウン政策により大会出場を直前になって辞退した。中国勢は昨季も若手主体で臨んでプレーオフとグループステージで全滅している。かつて東地区の覇権を争う一角だった母国のクラブが大敗を繰り返す状況に、ファンもいら立ちを募らせている模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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