リバプール英雄、“ウェイタードッキリ”が英話題「生涯で最高の衝撃」 自身のユニフォーム着用ファンが仰天「二度見した」

リバプール英雄DFサミ・ヒーピア氏【写真:Getty Images】
リバプール英雄DFサミ・ヒーピア氏【写真:Getty Images】

DFサミ・ヒーピア氏が見せた粋な行動「偶然出会った無防備なファンにビール提供」

 イングランド1部リバプールの伝説的英雄が、とあるバーで自身の名前入りユニフォームを着用したファンに気づき、“ウェイタードッキリ”を仕掛けた様子が話題を呼んでいる。英紙「デイリー・スター」は「ファンに生涯で最高の衝撃を与えた」と報じた。

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 脚光を浴びたのは、リバプールで公式戦400試合以上に出場した元フィンランド代表DFサミ・ヒーピア氏の行動だ。現在48歳のヒーピア氏は2011年に現役を引退し、休暇先のバーで機転を利かせたドッキリを仕掛けたという。

 事の発端は、ヒーピア氏がリバプールのユニフォームを着用したファンを発見したことだったようだ。そのユニフォームには自身の名前「HYYPIA」が記されており、「ヒーピアは、バーで近くに座っていた男性が、自分の名前が入ったリバプールのユニフォームを着ていることに気づき、ウェイターのふりをして自己紹介をすることにした」と伝えている。

 ファンの目の前にそのまま登場するのではなく、一工夫を加えたようだ。ヒーピア氏はウェイターのふりをし、ビールをファンの元に届ける。「スキーリゾートで偶然出会った無防備なファンにビールを提供し、生涯で最高の衝撃を与えた」と触れた。

 注文していないビールが届き、そのファンはウェイターに言葉を掛ける。すると、そこに立っているのは自身が着用しているユニフォームの本人。「ギョロリと目を見開いて二度見した」と、驚きを露わにしたファンの様子も描写している。

 ドッキリの後、ヒーピアはそのファンを一緒に座り、談笑したという。偉大なレジェンドの粋な行動は、リバプールファンにとって最高のプレゼントになったに違いない。

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