負傷のC・ロナウドはリーガ開幕戦も欠場へ 「1カ月間プレーさせない」とジダン監督が明言

EURO決勝で左ひざを痛め全治6週間 早期復帰目指すもソシエダとの開幕戦も回避濃厚

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、欧州選手権(EURO)決勝で受けた左ひざの負傷からの復帰を目指しているエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを、「リーガ開幕戦でプレーさせない」と断言。8月21日に控えている敵地での第1節レアル・ソシエダ戦での復帰にストップをかけている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 ロナウドはEURO決勝の試合序盤で、フランス代表MFディミトリ・パイェから危険なタックルを食らい号泣しながら無念の交代。試合後にメディカルスタッフから重度1の内側側副じん帯損傷との診断結果が下り、全治6週間と診断された。

 試合に出てプレーすることに執念を燃やすロナウドは、EURO王者に輝いた後にバカンスへと突入したが、休養地のイビサ島でも酸素カプセルのある診療所に足しげく通い、1カ月弱での早期復帰を目指しているとの報道もあった。しかし、ジダン監督はチェルシーとのインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)を前にした記者会見で、スーパースターの復帰についての方針を明らかにした。「彼のケガは1カ月のリハビリ期間が必要とされ、彼が全開にならなければいけない」と、無理をさせない方針であることを示した。

「我々は1カ月以内に彼をプレーさせることはさせない。スーパー杯から12日後にシーズンが始まるが、そこには間に合わない。彼は我々とともに戦うだろう。しかし、少なくともリーグの開幕戦で彼がプレーするとは私は考えていない」

 

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