ペップは自身後任に宿敵ドルトムント現指揮官を推薦していた! バイエルン幹部が新事実を暴露

トゥヘル監督の手腕を高く評価「マインツでの成果に感銘を受けていた」

 バイエルン・ミュンヘンのテクニカル・ディレクターを務めるミハエル・レシュケ氏は、今季マンチェスター・シティに就任したジョゼップ・グアルディオラ監督が昨季限りで同クラブを退任した際に、後任としてドルトムントのトーマス・トゥヘル監督を推薦していたことを明らかにした。米メディア「ESPN」が報じている。

 ペップはレシュケ氏とミーティングを設けた際に、当時マインツを退団してフリーの立場にあったトゥヘル監督こそ自身の後任にふさわしいことを熱弁したという。

「私はトゥヘルと固い信頼関係を築いており、彼がペップの仕事ぶりを崇拝していたことは知っていた。一方でペップもマインツでの成果に感銘を受けていた。ペップはよく私にトゥヘルについて語っていたよ」

 両クラブ間ではドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(今季からドルトムント復帰)、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、そして今季はドイツ代表DFマット・フンメルスとドルトムントからバイエルンの移籍が繰り返されているため、タイミングによっては指揮官を巡っても“因縁”が生まれる可能性があった。

 結果的にトゥヘル監督は2015年にドルトムントに就任したため、ペップの後継者としてではなく、タイトルを争う敵将という関係を築くことになったが、ドイツ国内で最大のライバル関係にあった両者の間には確かなリスペクトが存在したようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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