「才能を披露した」 香川真司、現地メディアMOM選出 初アシストの“絶妙ロングパス”に賛辞「決定的なパス」

シント=トロイデンでプレーするMF香川真司【写真提供:(C)STVV】
シント=トロイデンでプレーするMF香川真司【写真提供:(C)STVV】

シント=トロイデンの香川真司がリーグ最終戦で加入後、初スタメンを飾る

 ベルギー1部シント=トロイデンに所属するMF香川真司が、現地時間4月10日のベルギーリーグ第34節スタンダール・リエージュ戦で初アシストをマークした。日本代表FW林大地と原大智もゴールし、DF橋岡大樹はアシストするなど、日本人選手が大活躍して3-0の勝利に貢献。なかでも、加入後初スタメンで期待に応えた香川をベルギーメディア「WALFOOT」はマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出し、「彼の才能を披露した」と称えている。

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 GKシュミット・ダニエルと4人の日本人が先発したリーグ最終戦となった一戦で香川が魅せた。加入後初スタメンを飾ると、前半22分に1本のパスで決定機を演出した。味方のクリアボールを拾い、前線の原へ素早く縦パスを通す。抜け出した原がこれを収め、右足で決め切った。

 さらに同28分には林が香川のコーナーキックからつないだボールを決めて、今季7点目をマーク。後半32分には橋岡が今季4つ目のアシストし、チームの3点目を演出した。

 日本人選手が活躍した一戦となったなか、現地メディアは香川をMOMに選出。「彼の才能を披露した」と見出しを打ち、プレーを称えている。

「46回ボールをタッチし、パス成功率は87%。特に決定的なパスは彼がMOMに選出されるのにふさわしい素晴らしいパフォーマンスだった」

 香川の華麗なプレーでチーム4連勝を飾ったシント=トロイデンだったが、8位ヘンクに得失点差で敗れ、プレーオフに進出とはならなかった。

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