「不可解な訴え」 マンU主将、味方のハンド主張の“珍行為”に海外衝撃「コメディ」

ユナイテッドでプレーするDFハリー・マグワイア【写真:AP】
ユナイテッドでプレーするDFハリー・マグワイア【写真:AP】

エバートン戦の前半29分、マグワイアが同僚マティッチのハンドを主張

 マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間4月9日に行われたプレミアリーグ第32節エバートン戦で0-1と敗れた。キャプテンのイングランド代表DFハリー・マグワイアは失点に絡んでしまった一方で、味方のハンドをアピールするジェスチャーが海外メディアで取り上げられている。

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 ユナイテッドは前半27分、右サイドから攻め込まれ、混戦のこぼれ球がペナルティーアーク付近のエバートンFWアンソニー・ゴードンの元へ。このシュートが正面のペナルティーエリア内中央にいたマグワイアの右肩付近に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らされてしまった。

 しかし、マグワイアの悲劇はこれだけにとどまらなかった。直後の前半29分、自陣のペナルティーエリア手前で、相手のヘッドがユナイテッドの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチの腕付近に直撃。すると、マグワイアは右手を挙げ、味方のハンドをアピールする形になってしまった。

 マティッチはハンドではないと訴えるも、ジョナサン・モス主審はこのプレーでハンドを取った。マグワイアの意図は不明だが、自チームのピンチを誘発するような行為はすぐに話題となった。

 英サッカー情報サイト「CaughtOffside」は、「ハリー・マグワイアのシーズンを要約する恥ずかしい瞬間」とレポート。英紙「ザ・サン」も「コメディ:味方のハンドをアピール」と見出しを打ち、「マグワイアの不可解な訴えは、すぐにソーシャルメディアで話題となった」と伝えながら、「歩く災害」「奇妙」といった海外ファンのコメントも紹介していた。

 マグワイアは2019年夏にレスター・シティからDF史上最高額の移籍金となる8000万ポンド(約129億5000万円)でユナイテッドに加入。2020年1月からはキャプテンを務めてきたが、軽率な守備で失点に絡む場面も少なくなく、3月12日のプレミアリーグ第29節トッテナム戦(3-2)でもオウンゴールを献上して批判の対象になっていた。マグワイアにとっては、またもや悔しいシーンが増える結果となってしまった。

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