サラー、リバプールとの“契約問題”へ胸中告白 「皆が知らないことがたくさんある」

リバプールで活躍するFWモハメド・サラー【写真:AP】
リバプールで活躍するFWモハメド・サラー【写真:AP】

4冠達成も視野に入るチーム状況を踏まえ口を閉ざす「勝手に話せない」

 リバプールとの契約延長交渉の行方が注目されるエジプト代表FWモハメド・サラーがインタビューで胸の内を明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 サラーは2017年からリバプールでプレーし、プレミアリーグで2度の得点王を獲得するなど主力として活躍。2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇、19-20シーズンのプレミアリーグ優勝などタイトル獲得に貢献してきた。現在の契約は2023年で満了となる。

 リバプールはエースの残留を熱望し、新契約をオファーしているが、いまだ最終的な合意には至っていない。英メディアでは一時、交渉が決裂したとも報じられるなど、その動向は注目を集める。

 そうしたなかでサラーは「スカイ・スポーツ」のインタビューで自身の去就問題について言及した。

「正直、自分から言えるのは、皆が知らないことがたくさんあるということだけだよ。

 勝手に状況について話すことはできない。今はチームが最も重要な時期を迎えているから、僕はチームのことだけしか話さない。これからのことに集中しなければいけないんだ。それが最も重要なこと。今言えるのは本当にそれだけ。もっと楽観的になって、これから何が起こるのかを見届けられたらいいんだけどね」

 リバプールは今季すでにリーグカップのタイトルを獲得。さらにプレミアリーグ、FAカップ、CLで優勝の可能性を残しており、イングランドのクラブ史上初となる4冠達成も視野に入る。

 サラーはシーズンの戦いに集中していることを強調し、契約延長については「イエスともノーとも言えないが、自分の希望は何度も言ってきた。本当にセンシティブな状況だから、契約について深く話すことはできない」と多くは語らなかった。

「このチームは勝利を必要としている。自分がニュースになったり、契約の話ばかりしているわけにはいかないんだ。今はチームのために集中する。それだけだ」

 去就問題の行方が明らかになるのはシーズン終了が近づいてからになりそうだ。サラーは最終的にどのような結論を出すのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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