女子CLバルサ対レアル、史上最多9万1553人動員 選手も感動「言葉を失いました」

カンプ・ノウで行われた女子CL準々決勝で9万1553人が来場【写真:AP】
カンプ・ノウで行われた女子CL準々決勝で9万1553人が来場【写真:AP】

大規模キャンペーンにより、女子サッカー史上最多観客動員を記録

 バルセロナのカンプ・ノウで行われたUEFA女子チャンピオンズリーグの準々決勝、バルセロナ対レアル・マドリード戦に9万1553人が来場し、観客動員数が女子サッカー史上最多記録を更新した。歴史的な一戦に選手や監督も感動を露わにしている。英「BBC」が報じた。

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 クラブによる大規模キャンペーンにより、この試合のチケット9万9354枚のチケットはほぼ完売状態。試合開始時点では半分ほどしか埋まっていなかったものの、最後には満席に近い状態となり、女子サッカー史上最多となる9万1553人の観客動員を記録した。

 試合はホームのバルセロナが宿敵に5-2で快勝。第1戦も3-1で制していたバルセロナは準決勝へと駒を進めた。

 この歴史的な一戦について、選手や監督から喜びの声が続々と挙がっている。バルセロナに所属する2021年のバロンドール受賞者、MFアレクシア・プテラスは喜びと驚きが入り混じった感情になったことを明かしている。

「言葉を失いました。本当に素晴らしい、魔法のような出来事でした。試合が終わってもファンは帰りたがらなかった。私たちが勝利を祝っている時、ファンとつながっている感覚がありました。多くの女の子や子どもたちが目を輝かせていました、歴史の一部になれたことに本当に驚いています」

 この試合でゴールを決めたMFアイタナ・ボンマティも「私たちはチャンピオンズリーグ優勝(2020-21シーズン)など素晴らしい経験をしてきましたが、今回のことはさらに特別なものだったかもしれない」とタイトル獲得以上の感動に値するものだと語っている。

 また、バルセロナを率いるジョナタン・ジラルデス監督が「今日は本当に素晴らしい一日。生涯忘れることはない。魔法のような試合」とコメントすれば、敗れたレアル・マドリードのアルベルト・トリル監督も「素晴らしいスペクタクル、女子サッカーの祝祭だ」と前置きしたうえで、「女子サッカーは止められない。これからさらに成長していくだろう」と女子サッカーのさらなる発展に繋がる試合だったと語った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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