「これは仕方ない」 日本代表の“ゴール取り消し”に悲鳴、映像確認で納得の声「完全にハンド」

MF田中碧がゴールネットを揺らすも直前のプレーがハンドとなり取り消しに【写真:高橋 学】
MF田中碧がゴールネットを揺らすも直前のプレーがハンドとなり取り消しに【写真:高橋 学】

1-1で迎えた後半、田中がネットを揺らすもVAR介入 最終的にノーゴールに

 日本代表は3月29日、ホームでのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第10節でベトナムと対戦。1-1で迎えた後半25分、MF田中碧(デュッセルドルフ)が逆転弾を決めたかと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入により取り消され、「これは仕方ない」「スローで見た感じ完全にハンド」と反響を呼んでいる。試合は1-1ドローに終わった。

 今月24日のアウェー・オーストラリア戦(2-0)で7大会連続のW杯出場を決めた日本は埼玉スタジアムでベトナムを迎え撃った。DF吉田麻也(サンプドリア)、DF山根視来(川崎フロンターレ)以外の9選手を変更したなか、前半19分に左コーナーキックから先制点を献上した。

 1点を追いかける日本は後半頭からMF伊東純也(ヘンク)を投入。そして後半9分、MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)が左サイドからパスを送り、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)がシュートを放つと、相手GKが弾いたこぼれ球を吉田が詰めて1-1に追い付いた。

 さらに同16分からFW南野拓実(リバプール)、MF守田英正(サンタ・クララ)、田中を同時投入。同25分にFW上田綺世(鹿島アントラーズ)が右足を振り抜いて南野に当たるも、こぼれ球に反応した田中が詰めてネットを揺らした。

 しかし、その直後に南野のハンドの可能性があるとして主審はVARと交信。最終的にオンフィールドレビューを実施し、主審が自ら映像確認を行った結果、最終的に南野のハンド判定でゴールを取り消した。

 SNS上では「えー!?」「残念」「これは仕方ない」「VARでノーゴール」「スローで見た感じ完全にハンド」などの声が上がり、映像確認を受けてファンも納得の判定となった。

 その後も攻め続けた日本だがゴールは奪えず、試合はそのまま1-1で終了している。

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