浦和MF松尾佑介、復帰“5発”で話題 札幌戦へ「キャンプの時より仕上がっている」と手応え

今季浦和に加入したMF松尾佑介【写真: 轡田哲朗】
今季浦和に加入したMF松尾佑介【写真: 轡田哲朗】

トレーニングキャンプ後に負傷離脱、作新学院大学との一戦で5ゴールとアピール

 J1浦和レッズの今季加入MF松尾佑介は、3月26日に非公開で行われた作新学院大学とのトレーニングマッチで5ゴールをマーク。その数字が浦和サポーターの間でも話題になるなか、同29日のトレーニング後にオンライン取材に応じて「キャンプの時より仕上がっている」と現状への手応えを話した。

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 松尾は浦和の下部組織出身で、仙台大学を経て横浜FCに加入。そして、今季に浦和へと移籍加入した。下部組織出身選手で、大学と他クラブへの所属を経ての加入は浦和で初のパターンになっている。

 しかし、沖縄県トレーニングキャンプ後に負傷離脱した松尾は、ようやく復帰してきたところで今季まで公式戦の出場機会がない。そのタイミングでいきなりの5ゴールを決め、「僕自身のゴールも、チームのチャンスがいい形だったことがあると思うし、それをしっかり枠に沈められた。シュートの感触も良かった。いろいろなバリエーションで決められた」と手応えを話した。

 加入会見時、松尾は浦和から「11番を空けて待っている」という口説き文句があったことを明かしている。西野努テクニカル・ダイレクター(TD)は「新しい浦和レッズの前線のキープレーヤー、ゴールにたくさん絡む選手が9番、10番、11番」と話していることからも、高い期待が窺われる。それだけに「期待どおりのプレーをしたい。クラブを動かすような活躍をするのがサッカー選手として大事なこと。クラブや自分の価値を上げていきたい」とモチベーションも高い。

 浦和は今季のリーグ開幕直前に松尾らの負傷者や、新型コロナウイルスに陽性反応を示した選手が出るなどして前線の選手層で苦しみ、7試合を終えて2勝1分4敗とスタートダッシュに失敗したと言わざるを得ない。しかし、同じく新加入のスウェーデン代表歴を持つMFダヴィド・モーベルグが3月上旬に来日すると、デビュー戦でいきなりゴールするなど活躍。FWキャスパー・ユンカーもスタメン出場し、徐々に反撃体制を整えつつある。

 サイドを切り裂くスピードが魅力の松尾は、4月2日の北海道コンサドーレ札幌戦に向けて「まずは札幌戦のメンバーに入れるように。それを意識して取り組みたい。初ゴールを取って、僕自身も波に乗りたい。見ていてください」と力強く宣言した。その先には「自分のレベルが今どこにあるか、全力をぶつけて何が通用するか知りたい」と待ち望むAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合も待つ。浦和の新たな「11番」がどのようなプレーを見せるか注目される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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