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元独代表MFエジル、監督と口論でトップチームから除外 今夏の移籍の可能性を英メディア指摘
3月20日のコンヤスポル戦でカルタル監督と口論
トルコ1部フェネルバフチェの元ドイツ代表MFメスト・エジルは、ファーストチームのメンバーから除外されたことが明らかになった。その理由について、英メディア「フットボール・ロンドン」は指揮官との対立と報じている。
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スペイン1部レアル・マドリードやイングランド1部アーセナルで活躍してきたエジル。2020-21シーズンにミケル・アルテタ監督率いるアーセナルで構想外となり、冬の移籍でトルコのフェネルバフチェに加入した。しかし、ルーツがあるトルコでのキャリアも危機に直面している。
現地時間3月24日、フェネルバフチェはクラブ公式ツイッターを通じ、エジルとトルコ代表MFオザン・トゥファンの2人をトップチームのメンバーから除外したと発表した。
突然の発表でクラブから理由については明かされていなかったが、英地元メディア「フットボール・ロンドン」によれば、フェネルバフチェが2-0で勝利した3月20日のリーグ第30節コンヤスポル戦(2-1)でエジルがイスマイル・カルタル監督と口論になったことが原因だという。この試合でエジルはキャプテンとして先発出場していたが、ハーフタイムで途中交代となっていた。
2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)ではドイツの優勝に貢献。レアル・マドリードやアーセナルでも輝かしいキャリアを築いたエジルだが、近年は受難の時を過ごしている。記事では、「新監督がやってこない限り、アーセナルの元スターは今夏に新たなクラブを探すことになるだろう」と、加入からわずか1年半でトルコを去る可能性も指摘されている。
“オズの魔法使い”の愛称で知られるレフティーは、かつての輝きを取り戻すことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)