川崎のイベントは欧州でも大ウケ!? “ゴジラ対ふろん太”のPK対決をスペイン紙が紹介

“多摩川クラシコ”でのイベントを詳細にレポート

 23日に行われたJリーグセカンドステージ第5節、川崎フロンターレ対FC東京の「多摩川クラシコ」での試合前のイベントがスペイン紙「マルカ」に取り上げられている。

 試合は後半36分に日本代表FW小林悠のヘディングシュートで川崎が勝ち越して1-0で勝利。セカンドステージと年間順位で首位に立ったが、同紙が注目したのは試合前に行われたイベントだった。

 この日のイベントでは今月公開予定の映画「シン・ゴジラ」のプロモーションということで、同作に出演した俳優の長谷川博己とともに、ゴジラが会場の等々力陸上競技場に訪れた。そして試合前のイベントで川崎のマスコットである「ふろん太」とゴジラがPK対決。ゴジラが尻尾でシュートを打つかと思いきや、後ろから走り込んだ長谷川がシュートを成功させた。

 この一連の流れは、スペイン人にとって大ウケの内容だったようだ。「巨大な怪獣であるゴジラがJリーグの試合に現れ、ファンは大喜びだった。ゴジラは自身の尻尾を使ってボールをフリックしようと試みた。しかし残念ながらモンスターはボールをヒットすることができず、ハセガワが援助に来て川崎のマスコットを倒した」と、臨場感あふれる言葉で表現している。

 川崎と言えばホーム開催試合で様々な趣向を凝らし、Jリーグ随一のアイデアでファンを楽しませるクラブとして広く認知されている。今回の“ゴジラ対ふろん太、真夏のPK戦”によって、サッカーの本場であるスペインの地でも、その立ち位置が知れ渡るきっかけとなるのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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