歴史上の偉人の仲間入り! 故郷のリゾート島の空港が「クリスティアーノ・ロナウド空港」に改名決定

EURO優勝の功績で、すでに自治政府主席も正式発表

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがついに空港の名前にまでなるようだ。生まれ故郷のマデイラ島にある国際空港が「クリスティアーノ・ロナウド空港」の名称になるとスペイン紙「AS」が伝えている。

 UEFAチャンピオンズリーグ、欧州選手権(EURO)を立て続けに制覇し、キャリアの絶頂期を迎えたロナウドはサイドビジネスも精力的だ。ぺスタナ・ホテル・グループがロナウドの故郷マデイラ島に建てた「ペスタナCR7」のオープニングセレモニーに出席。ここ近年急速に拡大するホテルチェーン「ぺスタナ・グループ」は「CR7」名義のホテルをマデイラ島だけでなくリスボン、マドリード、ニューヨークにも建設する予定だという。

 華やかなライフスタイルを標榜するホテルに名前が刻まれるだけでなく、故郷の空港でも英雄を讃えるという。マデイラ島自治政府は今週木曜日に行われた議会で、かつて「サンタカタリーナ空港」として呼ばれていたマデイラ国際空港を「クリスティアーノ・ロナウド空港」に名称変更することを決めた。翌日に自治政府の主席であるミゲル・アルバカーキ氏が正式発表している。

 有名人の名前を使われている空港は世界的にも多い。アメリカの「ジョン・F・ケネディ空港」やイギリスの「リバプール・ジョン・レノン空港」などがその代表例だが、サッカー選手をはじめとしたアスリートの名が刻まれたケースは数少ない。今もなお現役であるロナウドということを考えると、その影響力の大きさを感じさせる。

 EURO決勝で左ひざを負傷したロナウドは全治6週間と診断されながら、8月9日のUEFAスーパーカップ、セビージャ戦での電撃復帰を目指しているロナウド。ピッチ内外で全力を出し続けるCR7の誇り高き精神は、故郷マデイラ島の人々にとってかけがえのない存在であることは確かだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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