英プレミアリーグ、ロシアでの放送契約を解除へ 数日中にも正式発表と現地報道

プレミアリーグの放送契約を解除する方向【写真:AP】
プレミアリーグの放送契約を解除する方向【写真:AP】

プレミアリーグと同2部から4部のフットボールリーグが放送契約の解除を決断

 ロシアのウクライナ侵攻を受け、英1部リーグのプレミアリーグと同2部から4部のフットボールリーグがロシアでの放送契約を解除すると英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 両リーグの主催者側はロシアがウクライナへの侵攻を続ける間、ロシアで試合を放映すべきではないとして考えが一致しており、放送契約の解除を決断。すでに弁護士を通じて手続きを進めており、数日中にも正式に発表される見通しだという。

 現在ロシアではプレミアリーグとフットボールリーグの放映権はモスクワに本社を置く「ランブレル」が保有しており、契約料は年間600万ポンド(約9億1000万円)と伝えられている。

 ロシアによるウクライナ侵攻の余波はサッカー界に広がり続けている。今季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝の開催地がロシアのサンクトペテルブルクからフランスのパリに変更されたほか、8日には国際サッカー連盟(FIFA)はロシアとウクライナでプレーしている外国籍選手と指導者が他国にフリーエージェントとして移籍できる特別措置を取ると発表した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング