中国“爆買い軍団”を襲った衝撃的な珍プレーが欧州で話題に 伊紙「コミカルなオウンゴール」

河北華夏DF丁海峰がクリア試みるも空振り ボールが軸足に当たりOGとなる悲劇

 アルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシらビッグネームを“爆買い”した中国1部・河北華夏幸福が、16日に行われたリーグ戦の北京国安戦で衝撃的な珍プレーによって敗北を喫し、欧州で話題になっている。

 衝撃の珍プレーは前半1分に生まれた。左サイドのクロスに走り込んだ北京FWがヘディングで折り返す。これに反応したのは河北の中国代表DF丁海峰だった。ゴール前に流れてきたボールを左足でクリアを試みるが、見事に空振り。しかも、軸足にボールが当たり、衝撃のオウンゴールとなってしまった。

 悲劇的な一撃の後、丁は同僚に刈り上げた頭をくしゃくしゃにされて慰められたが、沈鬱な表情は冴えなかった。中国代表で1試合に出場した25歳DFの失態を、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の国際電子版「ガゼッタワールド」は見逃さなかった。

「河北華夏幸福のサイドバックがコミカルなオウンゴール」と、特集では動画付きで紹介している。このゴールが響いた河北は、0-1で黒星を喫した。「丁海峰のエラーは高くついた」とレポートされている。

 今季1部に昇格した河北は、コートジボワール代表FWジェルビーニョやラベッシ、カメルーン代表MFステファーヌ・エムビアを“爆買い”したが、年俸2年総額40億円と報じられていたラベッシは、アルゼンチン代表の一員として参加したコパ・アメリカ・センテナリオ準決勝で肘を骨折し、長期離脱を余儀なくされたばかり。現在リーグ4位と奮闘する河北だが、トラブルが続いている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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