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中国から東南アジアリーグ移籍の風潮加速? 海外メディア警鐘「レベルが低くならざるを得ない」
投資心理が冷え込む中国スーパーリーグ、自国選手の海外移籍の可能性に言及
近年までチャイナマネーによる“爆買い”が際立った中国スーパーリーグだが、現在は給与の未払いや支払遅延などが伝えられ、外国籍選手の年俸制限なども設けるなか、自国選手の海外移籍を中国メディアは懸念しているようだ。
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かつて潤沢な資金に物を言わせてビッグネームなどを獲得し、富裕リーグとして注目を集めた中国サッカー界だが、近年は財政危機に瀕するクラブが続出し、給与の未払い問題なども浮上している。
中国メディア「新浪体育」では、中国スーパーリーグでプレーする自国選手たちから不満が噴出し、外国籍選手たちに続いて海外移籍する可能性について言及。「高額年俸をもらうために東南アジアリーグに行く外国人選手が増えている。中国選手もこれに影響を受けるだろう」と報じた。
さらに東南アジアリーグのレベルは中国のそれよりも劣ると指摘し、「東南アジアリーグに行く場合、選手たちは心の準備をしなければならない。長期間プレーするとレベルが低くならざるを得ない」と警鐘を鳴らしている。
そうした報道を受けて、韓国のサッカー専門誌「ベストイレブン」は「中国メディア、自国選手に警告『お金で東南アジアリーグに行ったら後悔するだろう』」とクローズアップした。実際、韓国代表FWキム・シンウクは上海申花との契約を2021年夏に解除し、シンガポールのライオン・シティ・セーラーズへ加入。そうした流れに乗って、中国の選手たちも東南アジアへ移籍する可能性があると地元メディアは見ているようだ。
中国スーパーリーグでの投資心理は冷え込んでいるなか、今後も人材流出が続くのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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