“圧巻ハット”のオーバメヤン、バレンシア本拠地で“2戦6発” 「僕のホームのようなもの」
バレンシアとのアウェー戦で初スタメン、移籍後初ゴールを含むハットトリックを達成
バルセロナのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが現地時間2月20日のバレンシア戦(4-1)で移籍後初ゴールを含むハットトリックを達成した。これでバレンシアの本拠地メスタージャではアーセナル時代を含め公式戦2試合6得点となった。
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オーバメヤンは今冬にアーセナルと契約解除し、フリーでバルセロナに退団。規律違反でキャプテンを剥奪され、試合からも遠ざかっていたなかでスペインに活躍の場を求めた。
移籍後4試合目の出番で、リーガでは初スタメンとなった敵地でのバレンシア戦。オーバメヤンは前半23分にDFジョルディ・アルバの縦パスに抜け出して先制ゴールを奪うと、2-0で迎えた同38分にはMFガビのアシストから2点目も決めてリードを広げた。
その後バレンシアに1点を返されたものの、後半18分にはペナルティーエリアの外からスペイン代表MFペドリが強烈なミドルシュートを叩き込み、再び突き放した。当初はペドリの得点として記録されたがシュートはオーバメヤンの身体に当たってわずかにコースが変わっていたため、試合後にオーバメヤンのゴールへと訂正されたため、ハットトリック達成となった。
オーバメヤンにとってバレンシアの本拠地メスタージャは相性が良いスタジアムのようだ。前回メスタージャでプレーしたのはアーセナルでプレーしていた2018-19シーズンのUEFAヨーロッパリーグ準決勝のセカンドレグで、オーバメヤンはこの時もハットトリックを決めて4-2での勝利に貢献していた。
これで同スタジアムでの戦績は2試合で6得点。スペイン紙「スポルト」によれば、オーバメヤンは試合後のインタビューで「メスタージャは僕のホームのようなもの。ここでのプレーはお気に入りだよ」と笑顔を見せたという。
アーセナルとは残念な別れを迎えたオーバメヤンだが、新天地で早速輝きを放ち始めた。