浅野に朗報!? アーセナルが前線の補強に再び失敗 ヴォルフス強化部長「ドラクスラーは100%残留」

アタッカーを獲り逃し続けるアーセナル

 アーセナル移籍の決まった広島の日本代表FW浅野琢磨には、願ったり叶ったりの展開かもしれない。アーセナルはヴォルフスブルクのドイツ代表FWユリアン・ドラクスラーの獲得に乗り出していたが、ヴォルフスブルクの強化部長は「100%残留する」と断言。レスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、ユベントス移籍合意と報じられていたナポリのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインに続く、前線の補強失敗となることが決定的になった。ドイツテレビ局「スポーツ1」が報じている。

 アーセナルはスイス代表の左利きのゲームメーカー、グラニト・ジャカ獲得を発表したが、その後は移籍市場で連戦連敗。ヴァーディには振られ、昨季セリエA史上最多の36得点を挙げたイグアインについては、アーセン・ベンゲル監督がロンドン市内でナポリ会長と会談を持ったと報じられたが、100億円以上の移籍金で折り合いがつかず。イタリアメディアは、ユベントスと4年契約で合意と報じられている。

 リヨンFWアレクサンドル・ラカゼットの獲得も、移籍金で折り合いがつかなかったとレポートされた。ワールドクラスのストライカーのいないアーセナルには、毎年実力者の補強が急務とされているが、獲得したのは未知数の浅野のみ。サポーターの間には、心配と怒りの声が上がっている。

 

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