「彼は今幸せそうだ」 アストン・ビラのジェラード監督、“元同僚”コウチーニョの“極上の活躍”を称賛

アストン・ビラのジェラード監督とMFコウチーニョ【写真:Getty Images & AP】
アストン・ビラのジェラード監督とMFコウチーニョ【写真:Getty Images & AP】

リーズ戦で1ゴール2アシストの大暴れ

 イングランド1部アストン・ビラのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは現地時間2月9日のリーグ第24節リーズ・ユナイテッド戦(3-3)にスタメン出場し、1ゴール2アシストとチームの全ゴールに絡む出色のパフォーマンスを披露した。プレミアの舞台に戻って躍動する29歳をスティーブン・ジェラード監督が称賛している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 コウチーニョは今冬の移籍市場でスペイン1部FCバルセロナを離れ、元同僚のジェラード監督が率いるアストン・ビラへ期限付き移籍。1月15日のリーグ第22節の本拠地マンチェスター・ユナイテッド戦(2-2)でデビューを飾ると、いきなりゴールを決めていた。

 復帰後3試合目の出番となったリーズ戦では全3得点に絡む大暴れだ。1点ビハインドで迎えた前半30分に右サイドからのクロスを受け、右足のコントロールショットで同点弾をゲット。さらに同38分、同43分と立て続けにMFジェイコブ・ラムジーへアシストを供給した。

 その後2点のリードを追いつかれ、結果は3-3の引き分けに終わったが、ジェラード監督はかつての姿を取り戻しつつある元同僚へ賛辞を送っている。

「極上のフィリペ・コウチーニョだった。彼は今幸せそうだよ。私たちは彼に再びフットボールを楽しむステージを提供することができている。彼の視野の広さと認識力。もしそれらを見るのが好きでないなら、サッカーを見るのをやめるべきだろうね」

 バルセロナではチームのスタイルにフィットするのに苦労し、輝きを失っていたコウチーニョ。4年ぶりに戻ってきたプレミアリーグで完全復活の予感を漂わせている。

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