ウェストハム、動物虐待の選手起用が物議 英メディア&OBが非難「最悪の決断」

ウェストハムのフランス代表DFクル・ズマ【写真:Getty Images】
ウェストハムのフランス代表DFクル・ズマ【写真:Getty Images】

飼い猫への虐待動画が拡散した仏代表ズマ、ワトフォード戦で先発フル出場が波紋

 イングランド1部のウェストハムは2月8日に行われたプレミアリーグ第24節のワトフォード戦に1-0で勝利した。この白星で暫定4位となっているが、フランス代表DFクル・ズマを先発出場させたクラブの対応には、OBからも疑問の声が上がっている。英紙「メトロ」が報じた。

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 ズマは、自身の飼い猫を笑いながら蹴飛ばしたり、物を投げつけたりするなどの暴行を加える様子が自身の兄弟によって撮影され、SNSで投稿された。この動画は一気に拡散され、身の毛がよだつような動物虐待には、多くの批判が寄せられた。

 クラブ側も「拡散された映像におけるズマの行動には、非難の意を示します。クルと話し合いを持ち、クラブ内部で問題に対処しますが、動物虐待は容認できないことであることは明確にします」と声明を発表していた。ところが、8日に行われたワトフォード戦で、ズマは先発フル出場を果たしたのだ。

 デイビッド・モイーズ監督は、動画がズマを先発から外す理由にならなかったのかと聞かれると、「ならなかった。なぜなら、彼は私たちのより良い選手だからだ。しかし、その件は続いており、クラブが引き続き動いている。それは別件だ」と、試合への起用とズマの動物虐待は別物だとした。しかし、英紙「イブニング・スタンダード」は、「ウェストハムはペットの猫を虐待したクル・ズマを起用する最悪の決断を下した」と指摘するなど、ズマの出場を認めたクラブには批判が寄せられている。

 ウェストハムOBで、元ウェールズ代表DFジェームズ・コリンズ氏も、「多くの怒りが寄せられていると思う。それは正しいことだ。クラブの大きな決定だった。個人的には正しいものだったとは思わない。クラブは彼を試合で起用できないようにするべきだった」と、古巣を批判した。

 ワトフォード戦では、相手選手からファウルを受けた際、ファンから「それが、おまえの猫の気持ちだ」と、非難されたズマ。サッカー選手として以前に、人として、あまりにも醜い姿を世界に広めてしまったが、クラブは今後、どのように対応するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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