森保ジャパン、サウジ戦出場全15選手「パフォーマンス査定」 1G1Aの伊東と並ぶ“5つ星”の殊勲者は?

インテンシティーの高さを見せたMF田中碧(写真左)【写真:AP】
インテンシティーの高さを見せたMF田中碧(写真左)【写真:AP】

田中は圧巻のインテンシティーで中盤を制圧

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■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★☆☆(→後半45分OUT)
 田中と守田を背後からうまくサポートし、相手からボールを奪取してサイドに展開。イエローカードを受けると、累積警告で次節が出場停止となるプレッシャーのなかで、強度を落とさずに中盤のクオリティーを保った。ミドルシュートも放つなど、攻撃でも思い切りのいいプレーがあった。

■田中 碧(デュッセルドルフ)=★★★★★
 相手を“潰す”嗅覚と強度は見事。田中が1対1でスピードダウンさせることで、カウンターを出させなかった。ボールの引き出し方も巧みで、中盤でリズムを作り、前半40分には前の伊東につけて決定機の起点となった。

■南野拓実(リバプール)=★★★☆☆(→後半33分OUT)
 苦しんできた最終予選で、待望の初ゴール。相手GKに触られながらも気持ちでねじ込んだ一撃だった。もっとも、後半3分に酒井のクロスにファーで合わせに行ったが、ミートし切れずに枠へ飛ばせず。「10番」への期待値は大きいだけに及第点止まりか。

■伊東純也(ヘンク)=★★★★★
 前半29分に個人技からチャンスを作ると、その3分後には酒井の長めのスルーパスに追いついて南野のゴールをお膳立て。後半5分にはペナルティーエリア手前から豪快なミドルでネットを揺らした。終盤までスピードが落ちず、最後までサウジアラビアにとっては脅威だった。

■守田英正(サンタ・クララ)=★★★★☆
 遠藤、田中との中盤トリオのバランスは絶妙で、ボールキープでは華麗なターンも披露。後半40分には遠藤が股下を通されてペナルティーエリア内に攻め入られたなかで、押し返しを間一髪で跳ね返し、ピンチをしのいだ。

■原口元気(ウニオン・ベルリン)=評価なし※出場時間短いため(←後半45分IN)
 所属クラブでも起用されているインサイドハーフでプレー。アディショナルタイムの3分間だけだったが、危なげなくゲームを締める役割を果たした。

(出場なし)
柴崎 岳(レガネス)
久保建英(マジョルカ)
堂安 律(PSV)

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