ベンゼマ、レアルのハーランド獲りへ不快感 獲得実現で「退団する意向」と現地報道
チームの看板選手引き留めへ、レアルのハーランド獲得の熱は冷める可能性も?
夏の移籍市場でレアル・マドリードは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペとボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの両獲りを目指すとされている。しかし、その場合は現チームのエースであるフランス代表FWカリム・ベンゼマを失うことになるかもしれない。カタルーニャ・メディア「エル・ナシオナル」が報じている。
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ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2018年にレアルを離れてから、ベンゼマはその高い得点能力でチームを牽引。今シーズンも公式戦27試合で24得点9アシストを記録し、カルロ・アンチェロッティ監督の下、首位を走るチームで突出した活躍を見せている。
ピッチ内で結果を出し、ファンとも良好な関係を築くベンゼマだが、記事によれば「フロレンティーノ・ペレス会長がハーランド獲得に動いていることを快く思っていない」という。さらに、「ハーランドが加入する場合は、ベンゼマはマドリードを去ることを考えている。そして、それを実現できるクラブがあるとすれば、PSGだけだ」としている。
レアルと2023年6月までの契約を結んでいるベンゼマだが、ペレス会長にハーランドを獲得する場合は、2022年限りで退団する意向を伝えたという。同じポジションの次世代のストライカー獲得に否定的とされるベンゼマだが、一方でフランス代表でもチームメイトであるムバッペについては、ウイングでのプレーができることもあり、加入を歓迎しているようだ。
記事では、「チームの看板選手であるベンゼマを留めるために、レアルのハーランド獲得の熱は冷める可能性がある」と報じられているが、ペレス会長がどのような決断を下すのか、注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)