リバプール南野の次節起用法を英特集 「クロップはタクミの決断に直面している」
16日の第22節ブレントフォード戦、南野のスタメン起用を英紙予想
イングランド1部リバプールの日本代表MF南野拓実は、現地時間1月13日のリーグカップ準決勝ファーストレグのアーセナル戦でスタメン出場するも得点には絡めなかった。試合終了間際には決定機を逃す痛恨のミスもあった南野だが、主力選手不在の状況ではリーグ戦での活躍にも期待が懸かる。現地メディア「リバプール・エコー」では、16日に行われるプレミアリーグ第22節ブレントフォード戦での南野の起用法について特集されている。
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今季の南野はプレミアリーグで6試合に出場して1ゴール。しかし、すべて途中出場で、プレー時間は合計で約40分のみ。チャンスは限られている状況だ。
一方、リーグカップでは4試合で4ゴール1アシストと準決勝進出に大きく貢献。FAカップでも1試合に出場しており、ここまではカップ戦が主戦場だ。とはいえ、アフリカネーションズカップへの参戦でエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネが不在なだけに、南野には2人の穴を埋める活躍が期待される。
直近のアーセナル戦(0-0)はブラジル代表FWロベルト・フィルミーノとポルトガル代表FWディオゴ・ジョタと並ぶ3トップの一角として起用され、左ウイングとしてフル出場するも得点はなかった。終了間際の後半45分には右サイドからのクロスに飛び込んで決定機を迎えたが、右足のシュートは枠の外へ。ボールの跳ね際を叩く難しいシュートだったとはいえ、GKが飛び出してゴールが空いていただけに痛恨のミスと言えるだろう。
リバプールは中2日でプレミアリーグ第22節ブレントフォード戦を迎えるなか、英地元紙「リバプール・エコー」は「ユルゲン・クロップはタクミ・ミナミノの決断に直面している」と次節の南野の起用について特集している。
同紙は引き続きリバプールの前線はフィルミーノとジョタ、南野の3人が起用される見込みだとしたうえで、代替案として南野の代わりにMFカーティス・ジョーンズが左サイドに入る形と、システムを4-2-3-1に変更して南野を最前線にその候補にフィルミーノを配置させる形を予想している。
南野はリバプール加入後、ウイングやセンターフォーワード、中盤の一角などさまざまなポジションでプレーしてきた。ブレントフォード戦ではフィルミーノと縦関係に並ぶ形でプレーする可能性があるようだ。
ライバル不在の期間にアピールを狙う南野。過密日程での試合が続くなかで出番を手にすることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)