指揮官と笑顔も時すでに遅し? カシージャス“手打ち”をツイッターで報告

正守護神で起用しなかったデル・ボスケ監督との和解も…

 スペイン代表GKイケル・カシージャス(ポルト)は、16強で敗退した欧州選手権(EURO)で確執が表面化していたビセンテ・デル・ボスケ監督と和解を報告した。

 カシージャスはツイッターで、スペイン代表監督退任を発表したデル・ボスケ監督との満面の笑顔の2ショットを公開。「今朝、練習場にて。25年間ともに過ごしてきた。そして、これから何年も。頑張ってボス。幸運を」とメッセージを添えていた。この言葉は、レアルの下部組織時代からの関係だった指揮官との“手打ち”を示すものだった。

 カシージャスはイタリア代表に完敗して3連覇を阻まれたEUROで大人げない振る舞いで批判を受けていた。正守護神の座をマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアに奪われたカシージャスは、スタッフに冷淡な態度を示していたという報道が駆け巡った。

 実際にデル・ボスケ監督は「カシージャスが私に腹を立てていることは完璧に理解できた。『プレーしたくない』と一度も言ってきたことはなかったからね。それでもチームメートとの関係は良好だった。なんの問題もなかったが、コーチ陣とはちょっとね。彼はチームメートとは全く違う対応を我々にしてきた。彼は私のお気に入りの1人だったから、本当に傷ついたよ」と語っていた。

 

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