久保建英の前半戦、マジョルカ番記者が査定 成長ぶりを高評価「守備でもいい働きをしている」

マジョルカの本拠地エスタディ・デ・ソン・モイシュ【写真:高橋智行】
マジョルカの本拠地エスタディ・デ・ソン・モイシュ【写真:高橋智行】

スペイン各紙の1試合平均評価、「AS」紙では及第点

 久保の2021-22シーズン・リーガ前半戦の成績は、10試合(先発6試合)、563分出場、1得点0アシスト。スペイン各紙の1試合平均評価は、「AS」紙の採点が1.5点(最高3点)と及第点の出来で、第3節エスパニョール戦、第16節アトレティコ戦で最高点、第17節セルタ戦で最低点をつけていた。一方、「マルカ」紙の採点は1.3点(最高3点)で、最高点、最低点ともになかった。

 スペイン3年目にして初の怪我による困難を経験した久保だったが、2か月に及ぶその厳しい時期を乗り越え、現在、調子を取り戻しつつある。その状況下、マジョルカは3戦連続未勝利の2連敗中と思うように勝ち点を取れなくなり、降格圏内の18位アラベスまで勝ち点4差の15位まで順位を落としているため、リーガ後半戦に向け、久保の再起に期待したい。
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(高橋智行 / Tomoyuki Takahashi)



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高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

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