「え!?という交代が多い」 闘莉王、森保監督の“迷采配”へ持論「やっぱり間違い」

元日本代表DF闘莉王氏【写真:荒川祐史】
元日本代表DF闘莉王氏【写真:荒川祐史】

公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」で森保一監督の采配力に言及

 元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が東京五輪、カタール・ワールドカップ(W杯)最終予選という2大イベントを終えた2021年の日本代表を総括。森保一監督の五輪・A代表兼任プランは評価する一方で、選手交代など采配力に疑問を呈している。

 闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回は2021年の森保ジャパン総括企画。東京五輪ではグループステージ3連勝で1位突破しながら、3位決定戦のメキシコ戦で完敗を喫して、メダル逸に終わった。そして、W杯アジア最終予選に突入し、いきなり初戦の本拠地オマーン戦で敗れる事態となったが、闘莉王氏は五輪とA代表の兼任はプラスになったと判断している。

「次のA代表の選手を発見する。本当に代表に相応しいのか間近で見られる。それはプラス」と分析する一方で、森保監督の采配面には大きな疑問符をつけている。

「え!?という交代の仕方が多い」と、思わず声をあげてしまうような迷采配が散見すると闘莉王氏。「3位決定戦のメキシコ戦。遠藤のパフォーマンスを見ていたら、いくらオーバーエイジ(枠の選手)でも代えるべきだった」と指摘し、全ての失点に絡むほど、パフォーマンスの上がらなかったMF遠藤航を使い続けた森保采配を改めて疑問視した。

「正しいことをやって負けるならまだ分かる。誰もが“え?”ってなる答えを出して、負けたらやっぱり間違い」

メキシコ五輪以来のメダル奪取への最高の流れを手放すなど、指揮官の采配問題に迫る注目の最新回になっている。

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