1ゴール12億円超、中国“休暇”移籍に英メディア再脚光「ベゾス氏の豪邸を購入できる」

元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス【写真:Getty Images】
元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス【写真:Getty Images】

カルロス・テベスの上海申花を英メディアがクローズアップ

 元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、中国1部リーグ上海申花にわずか1シーズンの在籍で51億円を手にし、「中国への“休暇”移籍で1ゴール800万ポンド獲得」と英紙が再び注目を寄せている。

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 マンチェスター・ユナイテッドやシティなどで活躍したテベスは、ユベントス、ボカ・ジュニアーズを経て、2017年に上海申花へ加入した。

 英紙「デイリー・スター」は「カルロス・テベス、中国への“休暇”移籍で1ゴール800万ポンド獲得」と報道。当時、年俸3400万ポンド(約51億円)で契約するも、「彼は1シーズンしか在籍せず、20試合中4ゴールしか決められなかったが、ゴールするたびに850万ポンド(約12億8000万円)を手にしたことになる」と記している。

「マンチェスター・ユナイテッドとシティの元ストライカーは、中国スーパーリーグで1年未満しか過ごさなかったが、アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏の豪邸を購入できるほど、極東で大金を手にした」と振り返っている。

 また韓国メディア「mydaily」もテベスの1ゴール800万ポンド報道に触れ、「中国サッカーは、世界の舞台で競争力を備えるため大々的な投資を行ったが、実を結ばなかった」と指摘し、中国サッカー界の失速を伝えた。

「ワールドカップ(W杯)本大会行きに向けて推進した帰化政策も失敗に終わる可能性が高い。中国のスーパーリーグのクラブが天文学的な年俸を選手たちに支給するのが難しい状況に直面し、結局、給与をまともにもらえなかった帰化選手たちが中国を去り始めた。一時、意欲的に進められた強化が功を奏しないなか、カタールW杯アジア最終予選でも早期脱落の危機に瀕している」

 果たして中国サッカー界の“爆買い”バブルはこのまま終焉するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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