シュツットガルト伊藤の“万能性”を指揮官評価 守備戦術のキーマンへ現地メディア注目
主にCBとして継続出場も、14日の首位バイエルン戦で左ウイングバックで起用か
シュツットガルトのDF伊藤洋輝はセンターバックの一角としてレギュラーに定着しつつあり、11月のブンデスリーガ最優秀新人賞に選出されるなど目覚ましい活躍を見せている。現地時間12月14日に行われる第16節のバイエルン・ミュンヘン戦では左サイドでスタメン起用される可能性があるようだ。指揮官が守備的戦術のキーマンとして伊藤の存在を挙げている。
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伊藤は今夏にジュビロ磐田からシュツットガルトに移籍。第3節フライブルク戦(2-3)でデビューを飾ると、主に3センターバックの一角として着実に出場機会を増やしてきた。第8節ボルシアMG戦(1-1)から直近の第15節ヴォルフスブルク戦(2-0)まで8試合連続スタメン出場中で、11月度にはリーグの月間最優秀新人にも選出された。
ヴォルフスブルク戦では試合の途中から左のウイングバックとしてもプレーしたが、伊藤のサイド起用は次節の首位バイエルン戦でも継続される可能性があるようだ。ドイツメディア「リーガ・インサイダー」はセンターバックには怪我から復帰したDFマルク=オリヴァー・ケンプフが入り、伊藤が左ウイングバックで起用されると予想している。
シュツットガルトのペッレグリーノ・マタラッツォ監督はヴォルフスブルク戦後の会見で「伊藤がいたから終盤に守備的なウイングを起用することができ、それが重要だった」とユーティリティーな伊藤の重要性を強調。バイエルン戦で伊藤をサイド起用するかどうかについては「まだ決めていない」と明言を避けたが、記事では「(シュツットガルトは)バイエルン戦でより守備的な配置になる可能性がある」と指摘されている。
貴重な左利きのセンターバックとしてチームの貴重な戦力となっている伊藤。王者バイエルンをホームに迎える大一番ではサイドの守備を担うキーマンとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)