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2010年W杯出場の元ブラジル代表FW現役引退を表明 「この時が来てしまった!」
セビージャで長らく活躍したFWルイス・ファビアーノがスパイクを脱ぐ
2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)にも出場した元ブラジル代表FWルイス・ファビアーノが、自身のSNSを通じて現役を引退することを表明した。ファビアーノは現在41歳で、最後所属クラブは、2017年まで在籍していたヴァスコ・ダ・ガマとなっていた。
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L・ファビアーノが最も活躍を見せたのは、2005年から所属していたセビージャ時代。2度のUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)制覇を成し遂げるなど、スペインの強豪で6シーズンにわたってエースを務め、通算225試合で104得点を記録した。その後、一度は母国のブラジルに戻り、サンパウロでも146試合に出場して65得点をマーク。ブラジル代表としても、南アフリカW杯に出場して3得点を叩き出すなど、通算45試合で28得点を挙げている。
2015年12月には、当時中国2部リーグの天津権健に移籍。2016年には中国2部リーグで29試合出場23得点を挙げ、得点王とMVPを獲得した。その後、2017年には母国に戻り、ヴァスコ・ダ・ガマに所属していた。2017年は20試合で6ゴールと活躍をしたが、翌年に負傷すると自ら契約解除を申し入れた。結局、この膝の負傷がもとで、再びプレーすることは叶わなかったようだ。
自身のSNSで、L・ファビアーノは「この時が来てしまったよ! この4年間、僕は自分が最も好きなことを再びするために、自分の体を追い込んだ。長時間を治療、トレーニング、強化にあて、2度の手術を行った。だが、この戦いに勝つことはできなかった」と、負傷に苦しめられ、プレーできる状態に戻れなかったことを明かしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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