朝食遅刻疑惑の柿谷が意味深なコメント 「自分じゃないって言ったら、じゃあ誰やねんってなる」

 

「そのままでいいですよ」

 

 日本代表FW柿谷曜一朗(バーゼル)が10日のジャマイカ戦を控えるチームのために“男気”を見せたのかもしれない。新潟合宿3日目の約1時間半の練習後、3トップの左で先発の可能性もある柿谷はチームの和を保つために自ら泥を被るような素振りを見せた。

「自分じゃないって言ったら、じゃあ誰やねんってなるし……。そのままでいいですよ」

 才気あふれるアタッカーは練習後、静かにこう語った。

 新潟市内で合宿中の日本代表に持ち上がったのは、ハビエル・アギーレ監督が2日目の朝食時間に遅れた2選手をいさめたという話題。一部報道では朝食への遅刻者を柿谷ら2選手と断定していた。だがこれを受け、翌8日に取材を受けた柿谷は否定も肯定もせず、意味深なコメントを残した。実際に朝食に遅刻していたのなら、このような発言に至るのだろうか。

 突如、ネガティブな話題にさらされた柿谷だが、あくまで前向きだった。

「まだ時差ボケも残っているけど、そういうのも面白い経験。試合に出られるなら、点を取りたい。アジア杯出場は目標? そうですね。監督はアジアカップで優勝するためにやっていこうと言っているし、そこに選ばれるためにもね。でも、まずはジャマイカ戦に勝つことが大事だし、それが1番のアピールになると思う」

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