J2リーグ全22クラブ入場者数&増減率 J1クラブを上回り“リーグ全体1位”のクラブは?
新潟はJリーグ全体でトップの入場者数に
2021年シーズンのJ2リーグは、2位の京都サンガF.C.と優勝したジュビロ磐田がJ1昇格の切符を掴み取った。今シーズンもコロナ禍での開催となり、サポーターには「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」による応援制限が設けられた。そのなかでも各クラブによってさまざまな施策が行われ、新たな応援スタイルを確立したシーズンでもあった。
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今季はJ2でもリモートマッチ(無観客試合)が開催され、時期や会場によって最大5000人や1万人、各スタジアムの収容人数の50%など観客入場数に制限が設けられての試合開催となっていた。
各スタジアムで入場制限を強いられるなか、J2で一番多くのサポーターが訪れたのはアルビレックス新潟。21試合のホーム戦で合計22万8452人が訪れ、1試合平均で1万人を超える。試合数は2試合多いものの、J1で最多となった名古屋グランパス(21万614人)を上回り、リーグ全体でトップの入場者数となった。
2番目に多くサポーターが訪れたのは、J3降格が決定した松本山雅FCで合計12万9226人だった。1試合平均は約6千人となっている。
一方で、一番入場者数が少なかったクラブはFC琉球で、21試合のホーム戦で合計3万3981人のサポーターが訪れた。
合計入場者数の増加率ではSC相模原が69%増加となり、昨年に比べて倍以上の入場者数を記録。J3からJ2にカテゴリーを上げたシーズンで昨年よりも多くのサポーターがスタジアムで選手たちを支えた。J2全体の今季の入場者数は180万6409人となり、昨年から30%増加している。
また、ギラヴァンツ北九州は、入場者数が昨年に比べて11%減少となりJ2で唯一のマイナスとなっている。