元レアル監督が衝撃の暴露 神童ウーデゴール獲得は会長主導の「PRのための補強だった」

レアル、エデゴーとも期限付き移籍を模索

 ウーデゴールは15年5月23日に行われた14-15シーズンのリーガ・エスパニョーラ最終節ヘタフェ戦で、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに代わってレアルのトップチームデビューを飾った。16歳157日というクラブの史上最年少デビュー記録も打ち立てた。しかし、ロナウド、ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマによる攻撃トリオ「BBC」をはじめ、世界中の精鋭たちが揃うレアルのトップチームに居場所はなく、今季はセグンダB(スペイン3部)に所属するレアル・マドリード・カスティージャが主戦場となっていた。

 スペイン紙「AS」によれば、現在はレアル、ウーデゴールの双方が経験を積むために期限付き移籍の可能性を模索しているという。ウーデゴールの父ハンス・エリク・ウーデゴール氏は、息子がドイツかイングランドでプレーすることを望んでいるようだ。

 世界中から注目された逸材もレアルでは“客寄せパンダ”の一人に過ぎなかったことが発覚したウーデゴール。まだ17歳の若者は経験を積み、実力でレアルでのレギュラーポジションを奪い取ることができるのだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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