「日本に黄金の勝ち点」 三笘&伊東、森保Jで躍動するベルギー日本人コンビを海外称賛
三笘と伊東が代表で活躍、ベルギーでプレーする日本人コンビに現地メディアが注目
森保一監督率いる日本代表は、11月16日に敵地で行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節でオマーンに1-0で勝利し、グループ2位に浮上した。ベルギーメディア「voetbalnieuws」は「伊東と三笘が日本に黄金の勝ち点3をもたらす」と報じ、ベルギーで活躍する海外日本人コンビを称えた。
最終予選の日本は序盤3試合で1勝2敗と苦境に直面したが、その後はオーストラリア戦(2-1)、ベトナム戦(1-0)と連勝。初戦で0-1と敗れたオマーンと再び対戦し、後半36分にDF中山雄太(ズウォレ)からの縦パスに反応したMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)がクロスを送り、FW伊東純也(ヘンク)が決勝ゴールを奪った。
2試合連続決勝ゴールの伊東、A代表デビュー戦でアシストをマークした三笘が際立つ存在感を放ったなか、ベルギーメディア「voetbalnieuws」は「伊東と三笘が日本に黄金の勝ち点3をもたらす」と報じている。
「日本はオマーンのホームで僅差の勝利を収めた。1-0はヘンクのアタッカー、伊東純也が決めたゴールによるものだ。この試合でA代表デビューを果たした三笘が決定的な役割を果たし、三笘のラストパスに応えて試合終了のホイッスルが鳴る9分前にゴールを決めた」
オマーン戦を終えて、日本は3位から2位に浮上。一時4位に沈んでいたものの、このまま行くとW杯自動出場権を獲得する一方、3位オーストラリアと勝ち点1差で油断できない立場にいる。「この勝利により日本はグループ2位に浮上した。ワールドカップ自動出場権の切符を獲得できるポジションにいるが、3位になると大陸間プレーオフに回らなければいけなくなる」と森保ジャパンが置かれた状況を説明し、「グループステージは徐々に最後の直線に差し掛かっており、最初のW杯行きチケットが配布される日も近いかもしれない」と記している。
グループBは首位サウジアラビアが勝ち点16で頭一つ抜けており、日本が同12、オーストラリアが同11と続く。2022年に中国戦(1月27日)、サウジアラビア戦(2月1日)、オーストラリア戦(3月24日)、ベトナム戦(3月29日)を戦うなか、“黄金の勝ち点3”を積み重ねて7大会連続のW杯出場を決めることができるだろうか。